
福江島(五島市)に引っ越して1年が経ちましたが、僕はだいたい月1〜2ぐらいは東京と行き来しているので、その時の経験を踏まえてまとめていきたいと思います。
まず概要からお伝えすると、だいたい東京と福江島との移動にかかる時間は最短で約3時間といったところです。この3時間というのは、福江島の「福江空港(五島つばき空港)」と東京の「羽田空港」との移動における時間になるので、空港までの時間や空港からの時間はそれに加えてかかります。
今回はそんな五島列島・福江島へのアクセス方法についてのまとめになります。
福江島へのアクセス方法

まず、五島列島・福江島への行き方としては、大きく分けて2つの行き方があります。それは福岡(博多)経由で行くか、長崎経由で行くかという方法です。
そしてそれら経由地から、移動手段として飛行機で行くか船で行くかという選択肢があり、それらの組み合わせから選んでいきます。
尚、この行き方は東京からだけでは無く、同じ県である長崎からや大阪から、名古屋からなど他の地域からの行き方でも同じになります。
福岡から福江島へのアクセス詳細
福岡からの移動方法としては、福岡空港から飛行機で移動するか、博多港から船で移動するかがあります。福岡は中心街・空港・港の全てが割と近くにあるため、移動するには割としやすい経由地になります。
福岡空港からのアクセス
福岡空港経由では、福江島にある空港「五島福江空港(五島つばき空港)」への飛行機が1日に3便、就航しています。
運航元は長崎空港をベースにしているエアラインの「オリエンタルエアブリッジ(ORC)」とANA系列の「ANAウィングス」が運航しており、ANAウィングスの機材「ボンバルディアDHC8-Q400(座席数:74席)」を使用しています。
時間にして約40分で、飛行機の扉が閉まってから着陸するまでなので、シートベルトサインが消灯している時間は10分程度といったところでしょうか。
| 航空会社 | 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 |
| ORC ANA JAL | ORC 93 ANA 4693 JAL 4093 | 07:40 | 08:20 |
| ORC ANA JAL | ORC 97 ANA 4697 JAL 4097 | 09:35 | 10:15 |
| ANA | ANA 4915 | 17:00 | 17:40 |
尚、上記にもある様に7時台と9時台の飛行機はORCが運航(機材はANAウィングス)していますが、ANAとJALとのコードシェア便になるため、JALのサイトからでも航空券を購入することができます。この1便目の7:40福岡空港発は当日に羽田朝一の便に乗っても間に合わないためか、割と空いているイメージです。
そして時刻表に関してですが、お盆時期などのピークシーズンはもう1便追加で就航することもあるため、早めに確認するのがおすすめです。
また、航空券代は定価で22,110円(税込)になりますが、早割や株主優待券などをうまく活用すれば、半額ぐらいにすることも可能ですね。
参考:オリエンタルエアブリッジ(ORC)、ANA、JAL
博多港からのアクセス
博多港から「福江港」へ野母商船が運航している定期フェリー「太古」が1日1便就航しています。
私も太古で1回だけ乗船して福江島まで行ったことがあるのですが、結構楽しいです。
全長94m、全幅14.4m、総トン数約1,598トンと大きな船であり、旅客定員350名、搭載車両数55台となっています。
こんなに大きな船ですが、お盆時期など早めに予約しないと満席になってしまうこともあるため、要注意です。
| 港名 | 博多港 | 宇久港 | 小値賀港 | 青方港 | 奈留港 | 福江港 |
| 下り便 | 23:45発 | 3:55着 4:05発 | 4:40着 4:50発 | 5:40着 6:05発 | 7:25着 7:35発 | 8:15着 |
上の時刻表の様に、博多港を深夜に出港して早朝に上五島を経由して、福江港へ朝に到着します。そのため、寝ているだけで朝一に到着するため1日を有意義に使えますね。
そして客室も「二等自由席(スタンダードという雑魚寝スタイル)」から「グリーン和室」、「グリーン寝台」、「ツイン」、「ファミリー」、「スイート」と追加料金を支払うことで客室も選ぶことが可能です。
尚、二等自由席で乗船する場合は、片道4,980円(税込)ですね。
参考:野母商船(太古)

長崎から福江島へのアクセス詳細
そして福岡経由では無く、長崎経由での行き方についてです。
こちらも長崎空港から飛行機で行く方法と、長崎港から船で行く方法があるのですが、福岡と異なり空港と港が少々離れているため、注意が必要になります。
長崎空港からのアクセス
長崎空港は大村湾に存在している島に存在している空港で、長崎市では無く大村市にあります。
この長崎空港から「五島福江空港(五島つばき空港)」へは1日2便が就航しており、運航は「オリエンタルブリッジ(ORC)」が行っており、機材はORCの「ATR 42-600(座席数:48席)」になります。
こちらは長崎空港から五島福江空港まで約30分のため、離陸してシートベルトサインが消灯したら、またすぐに着陸のためのシートベルトサインが点灯する様な感じです。
| 航空会社 | 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 |
| ORC ANA JAL | ORC 75 ANA 4675 JAL 4075 | 11:50 | 12:20 |
| ORC ANA JAL | ORC 77 ANA 4677 JAL 4077 | 16:35 | 17:05 |
こちらもORCとANA・JALとのコードシェア便になるため、ANA・JALと両方の航空会社で航空券を購入することが可能です。
また福岡便と一緒でお盆時期などのピーク時には便数が増便されることが多いですね。
そして航空券代は定価で12,400円(税込)のため福岡からの航空券代よりも安いですし、ANAの場合は羽田発長崎空港経由での五島福江空港行は乗継便となるため、同じ羽田発五島福江着でも福岡空港経由よりも安く購入することができます。
但し、羽田→長崎便も少ないですし、長崎→五島福江便も2便のため、時間的には若干制約がかかるものになることだけはご注意ください。
参考:オリエンタルエアブリッジ(ORC)、ANA、JAL
長崎港からのアクセス
少し注意が必要なのが長崎港経由で五島・福江島へ移動する方法です。
なぜかと言えば、長崎港から五島への移動は非常に便利なのですが、長崎港と長崎空港が離れているからです。仮に長崎空港から長崎港に移動する場合は、概ねリムジンバスで移動することになると思いますが、約40分かかります。
そんな長崎港ですが長崎駅からは歩いても15分程度であり、長崎市内とはほぼ直結している様な形なので、長崎市から移動する場合や西九州新幹線で長崎駅から移動する場合、車で長崎まできてフェリーで移動する場合などは、こちらから移動することになると思います。
そして長崎港から移動する場合は、「ジェットフォイル(高速船)」か「フェリー」の2つの移動手段があります。
ジェットフォイル(高速船)

航空機メーカーで有名なボーイング社が開発した「ジェットフォイル(ボーイング929)」が長崎港・福江港間で運航しています。
この船は高速船ということもあり、長崎港・福江港間を約90分程度で移動することができます。
基本的には人の移動のみになるため、車などは積載できず、定員は257名となります。
| 港名 | 長崎港 | 奈良尾港 | 福江港 | 奈良尾港 |
| ① | 7:40 | → | 9:05 | 9:50 |
| ② | 11:30 | → | 12:55 | – |
| ③ | 14:05 | 15:15 | 15:50 | – |
| ④ | 15:45 | 16:55 | 1730 | – |
2023年10月の時刻表では日に4便ですが、お盆のピークシーズンには日に6便などに増便されます。
運賃は2023年10月時点で燃料油価格変動調整金(1,430円)を含み、9,030円です。
参考:九州商船
フェリー
カーフェリーになりますが2隻就航しており、通常ダイヤで約3時間強かかり、日に3便が行き来しています。
こちらの船(万葉、椿)は定員482人で、8tトラック18台を積載することができます。
| 港名 | 長崎港 | 奈良尾港 | 福江港 | 奈留島港 | 奈良尾港 |
| ① | 8:05 | → | 11:15 | 12:25 | 13:25 |
| ② | 12:25 | 15:00 | 16:20 | – | – |
| ③ | 16:50 | → | 20:00 | – | – |
運賃は2023年10月時点で燃料油価格変動調整金(880円)を含み、2等で4,080円です。
参考:九州商船
東京から福江島へのおすすめアクセス方法
この様な感じで、五島・福江島への行き方(アクセス方法)はいろいろとあり、どうすればいいの?となってしまうかもしれません。
ここでは私が友人にもおすすめしている、2つの行き方をご紹介だけしておきますので、参考になさってください。
時間優先で最短で行く方法

基本的に私が東京・五島(福江島)間を移動するときは、このルートになります。
そのルートは、福岡(博多)経由で飛行機というルートです。
この移動だと、最短で乗り継ぎ含めて約3時間で移動できるため、大変便利なルートになります。
費用感としてはそこそこかかってきますが、何より時間も短く、且つ「福岡空港⇄羽田空港」間の便数も多く30分から1時間間隔で1本飛んでいるため、多少時間がずれても問題が無いためです。
且つ、「福岡空港→五島福江空港」の移動時は福岡空港内の81・82番搭乗ゲートという、ボーディングブリッジでは無く、ターミナルからバスで移動する搭乗ゲートを使用することになります。
この搭乗ゲートに向かう階段手前にカードラウンジの「ラウンジTIME/サウス」というラウンジがあり、とても便利です。航空会社ラウンジよりもだいぶ搭乗ゲートに近く、空いているためこちらの利用がおすすめです。

観光で行く場合のおすすめの方法
観光で五島・福江島に来てくれる友人も多くいるのですが、五島・福江島観光をする場合は最低でも2泊3日ぐらいをおすすめしています。その場合、金曜日~日曜日を基本として2泊3日をおすすめしており、ルートとしては以下を案内しています。

まず、金曜日の仕事終わりなどに「羽田空港」から「福岡空港」へ移動します。
そして博多・中州などで夕食をたべて福岡を満喫しつつ博多港に移動します。博多港発「太古」は23:45発になりますが、博多港前に「みなと温泉 波葉の湯」があるので、そこで温泉に浸かって太古の出航を待ちます。
参考:みなと温泉 波葉の湯
そして23:45に太古で博多港を出航したら、土曜日の朝日を太古のデッキから楽しんで、8:15に福江港に到着できます。
そうしたら、概ね土曜日と日曜日は福江島観光をすることができます。
そして帰路についてはサクッと東京まで帰りましょう。
上述は往路のみの記載でしたが、「五島福江空港」を17:45発の飛行機(ANA4678)があるのでそれに乗りましょう。
長崎空港は18:15に到着し、ANA羽田行きの飛行機が19:35(ANA670)発があり、これに乗れると「羽田空港」到着が21:15です。
少しせわしないですが、このルートだと2泊3日で概ね2日程度福江島を観光もできますが、仕事を休まなくても大丈夫という日程になります。
まぁ、こんなルートもあるんだな、程度に参考にしてみてください。
注意点とまとめ
長くなりましたが、福江島へのアクセス方法としては、福岡から行くか長崎からいくかの大きくは2つの方法になります。
後は時間・費用を加味して、ご自身に最適な方法を選んでみてくださいね。
そして最後に注意点だけ下記しておきます。
- どの離島も同じですが、飛行機・船は天候によって欠航することもあります。絶対に外せない予定などが旅行後に入らない様にご注意ください。
- 福江島の島内はホテル・レンタカーは、他の離島と比べて充実はしていますが数は限られます。事前に予約してから行くようにしましょう。
- 飛行機・船ともに定員が限られており、且つ便数も限られます。特にお盆や年末年始は帰省する方も多く、チケットの争奪戦になることもあります。そのため、行く時期によっては予定を早めに立てて移動手段の確保も早めに動いた方がいいですね。
それでは、五島・福江島でお待ちしていますので、是非いらしてみてください。

